AI関連の話題について
- 山﨑貴史
- 2023年3月12日
- 読了時間: 2分
徐々にIT専門紙にもAI関連の記事が増えてきた印象。
アニメ業界と背景AI作画の親和性はとても良いと思うので、学習が進めば現場に浸透することになると思う。
アニメ業界の映像技術進歩は近年で結構進んでいる印象。アニメ映画が興行収入のトップ10には入る状況が当たり前になったし、今や映像ソフトは一般的で、素人でも映像編集は簡単にできる。モーションキャプチャからのCADのような、デジタル画像で映像を組み立てるというのは、すでに一般的だと思う。
ただ、作画の世界では薄給で大変だという話を聞く。
会計事務所で担当していたとある会社では、昔からの古株社員は結構給料高かった気がするが、若手は東京で生活するにはギリギリの水準だった。
何枚も手で書き起こす作業は非生産的だし、下請けの下請けといったような仕事のもらい方では、たいしてお金にもならないのだと思う。
そうなるとAIにとってかわられた後の彼らの仕事とは何かということになるが、人間にしかできないことといえば、AIに学習するものをえり分けたり、指示を与えるというマネージャーの仕事しかなくなるだろう。
それは彼らが夢見た、なりたいアニメーターの仕事なのだろうか。まあ、作画崩壊を起こして納品先に迷惑をかける業者が減るというのは、業界にとっていいことだとは思うが。
AI自動生成画像ソフトも一般化したし、そのうちアニメーターでなくても素人がアニメを作る時代がもうすぐ来る。
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